仲代達矢×北村一輝『日本の悲劇』公開中【最終日10日に小林政広監督再び登壇します!】

2013年10月8日


『バッシング』『ギリギリの女たち』など唯一無二のスタイルで常に社会と向き合う力強い作品を発信しつづける小林政広監督が『春との旅』に続いて仲代達矢さんを主演に迎えた最新作『日本の悲劇』。シネマシティではいよいよ10月10日(木)までの上映となります。
東京五輪開催が決まったばかりのニッポン。しかしその一方では復興が終わらないまま治りのおそいキズをさすり続けているニッポン。そんなニッポンに住むわたしたちがいま見るべき作品です。




【緊急決定!】
最終日10月10日(木)に
小林政広監督による舞台挨拶を行います。
登壇者(予定)■小林政広監督



【日時】2013年10月10日(木) 
12:15の回の上映終了後にご登壇の予定です。

【場所】シネマシティ(立川市曙町2-8-5) 6F  hスタジオ

【チケットは発売中です】
<WEB>シネマシティ インターネット予約にて。
※インターネット予約では『日本の悲劇』前売券は御利用頂けません。
<直接購入>
シネマシティ(立川市曙町2-8-5)1Fチケットブースにて直接購入ができます。直接購入の場合は『日本の悲劇』前売券もご利用いただけます。


『日本の悲劇』とは…

大病を患い余命いくばくもないことを知った父親は、病院から帰った翌日、自室に閉じこもり食事も水も摂ることをやめる。そんな父親に呆然とする息子。妻子に去られ失業中の息子は、父親の年金を頼りに暮らしていた。息子を残し、扉を固く閉じた父親の真意とは…。
カンヌ、ロカルノをはじめとする世界各国の映画祭で賞賛されてきた映画作家・小林政広が今回描くのは、ある家族の崩壊を通して日本が陥っている「無縁社会の深淵」。復興が進まない東日本大震災の処理、年金不正受給など、かつて誰もが体験したことがない未曾有の閉塞感と孤立感に覆われた日本の現実を正視した作品だ。

小林監督が「遺書を書くような気持ち」で書き上げたという本作は、観る者にどんな衝撃を与えるのか。無縁社会で漂泊する父と息子の究極の愛のドラマの終焉を、ぜひ映画館のスクリーンで確かめてください。

監督・脚本:小林政広
出演:仲代達矢 北村一輝 大森暁美 寺島しのぶ

DCP上映/5.1ch/1時間41分
※9/21(土)〜27(金)は35ミリプリント(DTSステレオ)にて上映いたします。

映画『日本の悲劇』公式ホームページ 
http://http://www.u-picc.com/nippon-no-higeki

(C)2012 MONKEY TOWN PRODUCTIONS
製作:モンキータウンプロダクション 配給・宣伝:太秦