遅れても上映したい秀作3本。『パンとバスと2度目のハツコイ』『ファントム・スレッド』『パティ・ケイク$』

2018年6月25日

 次から次に新作が始まるのに加え、もっと見続けたいというロングランを望む声もあり、タイミングの問題やスクリーン数が足らずに、泣く泣く上映できなかった秀作を、諦めきれず、遅れても。

 遅れての上映はビジネスとしては厳しいことが多いですが、良作を映画ファンに届けることこそ、僕らがやりたいこと。

 なにもかもは出来ませんが、少しずつ。

パンとバスと2度目のハツコイ
2018年6月30日(土)スタート

こじらせ女子の、ハツコイ相手との再会から始まる、新しい恋。
立川はロケ地のひとつ。スクリーンに映るとなんかうれしい。

 元乃木坂46の深川麻衣主演、三代目 J Soul Brothersの山下健二郎共演で贈る「結婚」をテーマにした、こじらせ女子の恋物語。

 今作はイオンエンタテイメント出資で、イオンシネマ系列で上映が行われましたが、ロケ地のひとつが立川というご縁で、今回上映が実現しました。

 初日6/30(土)12:30回には深川麻衣さんが舞台挨拶にも来て下さいます。


 料金■通常料金 ※各種割引適用
 ※ただし舞台挨拶回のみ1,800円均一/ムビチケ使用不可
 上映時間確認・Web予約はこちら
 https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/1425
 公式サイト
 http://www.pan-bus.com


ファントム・スレッド
2018年6月30日(土)スタート

狂気の天才ドレスデザイナーと彼に見込まれた理想の身体を持つ女との、陶酔と戦慄の恋愛劇
気が遠くなるほど圧倒的に優美な音楽が流れるからこそ、シネマシティで

 いまや世界中の現役映画監督の中では5本の指に入れざるをえない、天才ポール・トーマス・アンダーソンの新作は、芸術家論。

 徹底した本物志向で、怖ろしいほどの完璧主義者として知られるアンダーソン監督自身の姿がちらつくドレスデザイナーを演じるのが『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でコンビを組んだ、ダニエル・デイ・ルイス。もうこれだけで、映画ファンなら傑作確定と震えずにはいられないだろう。

 シネマシティ的ポイントとしては、やはり音楽。レイディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが手掛けた本作の音楽は、古典の風格すら漂う。エレガントで繊細で静謐でありながら、奥底では感情が張り詰めている。

 この音楽をより魅力的に聴いていただくために、シネマシティの中でもトップクラスの音響を誇り、時に勝手に【極音】上映にしてしまう、シネマ・ワン/hスタジオで上映。


 料金■通常料金 ※各種割引適用
 上映時間確認・Web予約はこちら
 https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/1423
 公式サイト
 http://www.phantomthread.jp


パティ・ケイク$
2018年7月7日(土)スタート

クソな世間、クソな人生に殴りかかる、RAPバトル!!
何度でも言うぜ、HIP HOPはシネマシティ

 『8 mile』『ハッスル&フロウ』『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』『ストレイト・アウタ・コンプトン』など、どん底からの成り上がりHIP HOP映画は傑作だらけ。その英雄列伝に、また激アツな1本が加わった。

 ストーリーは言ってみればいつも通り、貧乏で冴えない日々を送っていたヤツが一発逆転を狙って、HIP HOPを武器に世界とぶん殴り合う。
 だが、それがいいんだよ! それだからいいんだよ! こんなん泣かずに観られるか!
 行け、Killa P! ちくしょう、俺だって、成り上がる!

 Yo! DJ、レコード回せ!

 震えるぜ、カラダ
 ぶちかます、重低音(ウーファー)
 HIP HOPは、シネマシティ
 なー、そうだろ?
 YEAH.


 料金■通常料金 ※各種割引適用
 上映時間確認・Web予約はこちら
 https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/1433
 公式サイト
 http://www.patticakes.jp