※都合により「?」の作品の上映は延期になりました。決まり次第告知します。
移り変わりの季節、3月。
周辺地域からお別れの皆様、どうか忘れないで。
新しくいらっしゃった映画ファンの方、ようこそ。
この街には、シネマシティがある。
シネマシティでは「13」で一旦お休みの《午前十時の映画祭》、いよいよあと2作。
「14」で取り上げられる作品で、可能なものは別で上映できたらいいなあ、と考えています。
圧倒的なバレエシーンで魅せるモーリス・ベジャール監督の『愛と哀しみのボレロ』と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネのシネマシティ独自企画「マエストロ モリコーネ その旋律に酔う映画たち」と連動させる『海の上のピアニスト 4K修復版』は、音楽好きにはどちらも見逃し厳禁の傑作。
巨匠の偉大なる軌跡を追うドキュメンタリー『モリコーネ 映画が恋した音楽家』がついにシネマシティに登場。これを軸に代表作のいくつかを上映するので、まずはマストで今作をご覧ください。
音楽と言えばシネマシティ、3月は50’s 60’s のロック、ソウルファンにアツい朗報。
ザ・ビートルズも、ザ・ローリングストーンズも、エルヴィス・プレスリーも、マイケル・ジャクソンも、プリンスも影響を受けた偉大なるロックンロールのレジェンドの波瀾万丈の人生を紐解く『リトル・リチャード アイ・アム・エブリシング』、これかなり面白い。
そして1967年に開催されたロックフェス「モンタレー国際ポップフェスティバル」のステージを捉えた日本では初公開となる『モンタレー・ポップ』。
出演は、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、オーティス・レディング、サイモン&ガーファンクル、ジェファーソン・エアプレイン、ザ・フー、エリック・バードン&ジ・アニマルズ、ラヴィ・シャンカール、カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ、キャンド・ヒート、ヒュー・マセケラって、豪華なんて簡単な言葉じゃ足りない、とんでもなくすげえメンツ。もはや音楽映像世界遺産。予告編観て。
音楽モノなら『パリピ孔明 Road to Summer Sonia』もスタート。大人気だったアニメ版の総集編だが、新規カット、新しいライヴ場面が追加される。映画ファンにパリピは少ないと思われるので、陰キャも行きやすいシネマシティでVRパリピ体験をどうぞ。【極音】でやります。
伝統的に高い音響クオリティを誇る「映画ドラえもん」の新作『ドラエモン のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』もこれまでに続き【極音】で。今回はモチーフが「音楽」なので特に。
そして日本最終上映ときたらシネマシティ、なんと伝説的傑作『ジュラシック・パーク』トリロジーが3月末で上映権終了と聞いて、最後の開園決定。【極爆】【極音】で。
『1』から1週間ずつ上映、そして最後の土日に本当の最後の最後に『1』をふたたび上映します。
嬉しいのは、コロナ禍で上映が見送られてしまったピクサーの傑作たち3本『私ときどきレッサーパンダ』『あの夏のルカ』『ソウルフル・ワールド』がようやく劇場公開されること。
ディズニー+で観ながら、これほどの優れた作品を映画館で公開しないなんて、世界の映画ファンに対する罪だ、と歯がみしたくらい。
2週間ずつなので、ご注意。
他の映画がこの映像クオリティに追いつくには5年、10年かかるに違いないと驚愕させられた『デューン 砂の惑星』の待望の『Part 2』がいよいよ公開。
Rotten Tomatoesでは現時点で批評家の評価「97%」という驚異的なハイスコア。
今作の映像と音のハイクオリティはシネマシティの超美麗スクリーンとハイスペックサウンドシステムが全力を出すのにふさわしい。
恒例《月イチ アニオール》の今月の作品は放送10周年記念でもある『スペース☆ダンディ』。今月1期、4月に2期を上映。岡村靖幸のファンクなマスターピース「ビバナミダ」をaスタジオのスピーカーで浴びたくはないかい?
他にも期待作いろいろ。
「おやすみプンプン」、宮崎あおいで実写化もされた「ソラニン」で知られる浅野いにお先生原作の『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』は2部作。
「世界のYOASOBI」のヴォーカルIkuraこと幾田りらとあのちゃんが声の出演するのも話題。
家の間取り図のほんのちょっとした「気になるところ」から、驚愕の展開になっていくYouTube動画の映画化『変な家』も期待。
変型の安楽椅子探偵モノのようなあの動画が、果たしてどのように1本の映画になるのか、楽しみ。
やたらと多いシークレットは、ひとつの大型企画。
4月にまたがる企画の発表は、もうしばらくお待ちを。