立川シネマシティの映写チーフの雨宮が、個人的に音推しの作品についてコメントしていく【アメオトノオト】。
これから数回に分けて、音響好きな方のために詳しく語っていく予定の<再誕bスタ語り>始めます。
第3回はbスタに今回導入されたサブウーファーMeyer Sound「2100-LFC」「750-LFC」についてです。

シネマシティが有名になったきっかけの一つは間違いなく【極上爆音上映】という上映だと思います。その立役者がシネマシティが誇るサブウーファー達です。
aスタジオにMeyer Soundのサブウーファーである「1100-LFC」を導入したり増設した時にはちょっと話題になりました。
よく巷では【極上爆音上映】のために凄いパワーのサブウーファーを入れたんでしょと思われていますが、実はそっちの方は副産物的な物です。ただパワーのあるサブウーファーを使って爆音上映をするだけであればシネマシティのワンとツーで多くのスクリーンでも使用されているMeyer Sound「650-P」を改修前のbスタジオの様にたくさん置けば目的が達成できます。
しかし、「1100-LFC」を当時選んだ理由は「1100-LFC」の低音は他の音をより際立たせてくれるという能力をもった低音だったので選んだというのが大きかったです。
Meyer Sound「2100-LFC」
そして、今回のbスタジオの【Dolby Atmos】ではスピーカーが増える事もあり、より他の音を邪魔せず際立たせる事ができ、それでいて気持ちのいい低音が必要でした。
そこで白羽の矢が立ったのがMeyer Sound「2100-LFC」になります。

「2100-LFC」
「1100-LFC」でも十二分な役割を果たせる事はわかっていましたが、Meyer Soundのスピーカーの視聴会に行った時に聴いたこの「2100-LFC」の音の気持ちよさに一目惚れしてしまったのもあり、どうしても使いたかったのです。
もう一つ理由としては、スクリーンスピーカーの「ASTRYA-140」の低音パート担当部分が21インチサイズのユニットだったため、同じ21インチサイズのユニットである「2100-LFC」は相性がいいのではなかろうかという考えもありました。
これはドンピシャでとても繋がりよく鳴ってくれました。そして本当にびっくりするくらい体に響く音がします。測定上はそんなに出ていないのですが体感物凄い低音が出ている様に感じます。環境にやさしいサブウーファーだとおもいます。
そしてどうして3台にしたかというと、面白いからではありません。決して面白いから3台で行ってみようとかそんな雑で不真面目な理由ではないのですが、とても理由が長くなってしまいますし文字数足らなくなっちゃうしなのでまた何処かで語れればいいなと思います!!
Meyer Sound「750-LFC」

設置直後の「750-LFC」
従来の映画館のシステムであれば、サブウーファーは0.1chとしていろんな使われ方がありますが主にスクリーンスピーカーでは出せない低音を補うくらいの形で使われていました。しかし【Dolby Atmos】はサラウンドのベースマネージメント用にサラウンドサブウーファーが増えました。
そのサラウンドサブウーファーにはMeyer Soundの「750-LFC」という小ぶりなサブウーファーを選びました。小ぶりではあるのですが、そこはMeyer Soundのスピーカー。とっても良い低音が鳴ります。選んだ理由は今回の設置の色々な事情を加味した結果、ちょうど良い大きさとスペックだったからが理由です。
本当は最初そんなにサブウーファーはいらないんじゃないかなと思ったのですが、今回の【Dolby Atmos】で「欲しい」とドルビー社にシミュレーション時に言われたので付けてみたのですが、なるほど確かにあると面白いと納得しました。今まで以上に音に包まれている様に感じる事もできますし、低音の音をぐるぐる動かす事ができるのが色んな表現の幅が広がるなと思いました。それにサラウンドスピーカーにあまり無理をさせなくて良いのも設備運用の面でとても助かります。
以上が今回のbスタジオに導入されたサブウーファーたちです。
楽しみにしていてください。
次は今回の主役「ASTRYA-140」について語りたいと思います。