ドラマの中身に重点を置きたかったんだ。登場人物の心に注目して、より感情的に、より責任感を持って。
――― シルヴェスター・スタローン
何故このシーンを使っていない？当時の俺は何を考えていたんだ？って凹むこともあった。
今考えると使うべきシーンは明確だから。当時の自分の人生観に疑問をもったよ（笑）。
前の『ロッキー4』を作った頃の俺は、今よりかなり薄っぺらだったんだ。
今回、新たに『ロッキーVSドラゴ』として生まれ変わった。
タイムマシンに乗るようなこのチャンスを得たことに感謝している。
オリジナルが作られてから35年の間に、僕はたくさんのことを経験し、生きてきた。
僕は変わったし、映画も変わった。
そして、この作品は「ロッキー」に関わった全ての人に敬意を示している。
『ロッキー』はCGも特撮も使ってない。
それでも『ロッキーVSドラゴ』は一層大きくなった。
オリジナルは1：85だったけど今回はワイドスクリーン。
音楽も新たな手法で編集されて、4チャンネルが100チャンネルになったんだ。
俺は耳がおかしくなったのか？と信じられないくらいだよ（笑）
「シネコン界のペット・セメタリー」「シネコン界の墓掘り人夫」「シアター・ストレンジ／マルチバース・オブ・シネマシティ」と呼ばれた数々のリバイバル活動、日本最終上映活動がついに認められたか、全国に先駆け『ロッキーVSドラゴ ROCKY IV』【極音】8月12日(金)からの1週間先行上映が決定。
冒頭に掲げたスタローン兄貴のコメントにもある通り、4Kリマスターに加え、画郭がヴィスタからシネスコに変更され、サウンドもリニューアル。
内容もばっさり切って、そこに42分もの未公開カットが加えられ、尺がオリジナル91分から94分に。
『クリード 炎の宿敵』に持ち越された、伝説の試合が今、まったく新たなる姿で甦る。
アメリカではワンナイトオンリー上映だったが、この国では声援が続く限り上映し続ける。
しかもシネマシティなら【極音】で。
……ちなみにジェームズ・ブラウンはばっさりいかれずに残っているので、安心していただきたい。
LIVING IN AMERICA !!
日時■2022年8月12日(金) シネマシティ特別1週間先行公開
会場■未定
料金■通常料金 ※各種割引適用
チケット■通常スケジュールでWeb予約、窓口販売
上映時間確認、Web予約はこちら
https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/2548