2025年12月のラインナップ

 肌を刺す寒風も、胸熱く滾れば涼しいくらいだ。
 心震わせる作品、12月も贈ります。

 まず嬉しいのは、大ヒットした『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』が公開1周年を迎えるということで復活。

  大人気作続編、『ズートピア2』も期待。すでに公開された国では批評家、オーディエンスともに絶賛の嵐

 やわらかく可愛らしい絵柄で戦争の悲劇を描く、どこか『この世界の片隅に』も思い出させる『ペリリュー 楽園のゲルニカ』にも期待。

 あの『RRR』のS.S.ラージャマウリ監督の大傑作を4K化&前後編をつなげた再編集版『バーフバリ エピック4K』も楽しみで仕方ない。完全版なら前後編あわせて5時間半あったものを、3時間45分に。これは観やすい。シネマシティなら途中休憩もあり。

 今年の冬の看板作品といえば『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』。シネマシティでは今回も【極爆】で迫力&没入感マシマシに。abスタなら超高級スクリーンなので映像もバリ綺麗。
 
 12月1月の《月イチ アニオール》は、なんと一番最初の「ルパン三世」のリマスター版のお披露目。
 途中から高畑勲&宮崎駿コンビが引き継いだことでも有名なファーストルパン三世、放送から55年を迎える傑作シリーズをシネマシティのスクリーンで観られる超レアな機会。

 他にも話題作続々。
 何かとご多忙とは思いますが、映画館でお会いしましょう。


 様々な動物たちで築かれている大都市「ズートピア」で、新米ウサギ警官とキツネ詐欺師の凸凹コンビが大事件に挑むバディもので、ユーモラスで軽快なミステリとして大ヒットした『ズートピア』が帰ってくるだけでワクワクの『ズートピア2』

 今回も「見た目だけで決めつけるな」というシンプルで強いメッセージを打ち出し、指名手配犯のヘビが実は…というストーリー。
 すでに公開された国々では大絶賛&大ヒット。これは期待。

 作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3551


 戦史に残る激戦となった「ペリリュー島の戦い」を描く、アニメーション『ペリリュー 楽園のゲルニカ』
 3頭身キャラとやわらかな絵柄で描く、壮絶な戦場と、それ故に交わされた熱い絆。

 まさに日本の漫画/アニメ作品の多様性を表す、一作。
 原作漫画は2017年の日本漫画家協会賞優秀賞を受賞している。
 終戦80年の年に、観ておくべき作品だろう。 

 作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3599


 天才S.S.ラージャマウリ監督の名を日本の映画ファンの心臓に刻み込んだ大傑作、4K化&前後編を再編集により1本化!!
 いやむしろあと2時間プラスしてくれ、という向きもあろうが、完全版なら併せて5時間半を3時間45分に凝縮、さらに濃厚に、さらに美麗になった『バーフバリ エピック4K』、これはアツい。

 インドの叙事詩「マハーバーラタ」を基に描かれる、壮大にもほどがある三世代に渡る英雄譚。
 『RRR』ではかなり洗練されていたが、巨大な筆をぶん回して描いた荒描きのような「ラージャマウリ印」のワイルドなアクションやスペクタクルは『バーフバリ』でこそ味わえるというもの。

 シネマシティでは【極音】かつ休憩ありという万全の体制で皆様をお迎え。
 2週間限定上映なので、迷ったら負け。
 
 作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3574


 『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』と、新感覚ホラー界の旗手となったアリ・アスター監督、『ボーは恐れている』で(かなり変な映画だったけど)ホラージャンルからは脱却、ついに『エディントンへようこそ』で一般的なドラマを作ったのか?

 コロナ禍でロックダウンされている、小さな町の選挙戦。マスク着用を必須にするか否かで激突、フェイクニュースや陰謀論、あやしげなカルト宗教まで絡んできて、町は大混乱に陥っていく…という社会風刺的ストーリー。

 絶対一筋縄ではいかないアリ・アスター監督の新作、期待期待。

 作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3645


 やっぱ凄まじいクオリティの映像。ほとんどこの世に存在していないものばかりで出来ているはずなのに、この実在感。
 映像の最先端を観たいなら、見逃す選択肢はないだろう。

 2作目の海の部族に続いて、今回はかつてパンドラの神に裏切られし灰の部族の登場。
 このボスのキャラデザ、良ッ。
 敵がカッコよければ、映画は盛り上がる。 

 作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3598


 80-90年代、リュック・ベッソン、ジャン=ジャック・ベネックスとともに「アンファン・テリブル(恐るべき子どもたち)」と呼ばれ、新鮮な感覚でフランス映画ブームを生み出した、レオス・カラックス監督の最高傑作が4Kでリヴァイヴァル。

 圧倒的な映像力と疾走感。
 無軌道に生きるホームレスの青年と、視力を失う危機にある美大生の、むき出しの純愛。
 
 シネマシティでは4K上映、そして劇中の音楽やサウンドを際立たせる【極音】により、最高のクオリティで。

 作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3652


 追われる宝石泥棒の親子が、障がい者施設のサマーキャンプに紛れ込む!

 ベタベタじゃなく、ちょっと毒がきいていてハートフル、これが一番いい。
 薄い黄色がかかった、カラフルな映像もおしゃれで素敵。
 年末年始、幸せな気分で過ごしたい映画ファンは、ぜひぜひ。 

 作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3593