最後の月は、シネマシティの個性をがっつり出していくスタイル。
今冬の大型看板作品になるはずだったスティーヴン・スピルバーグ監督が初めてミュージカルかつリメイクに挑む『ウエスト・サイド・ストーリー』が急きょ12月10日(金)から来年2月11日(金)に変更、こんなときにどう代替策を取るのかで、その映画館の劇場の個性が出るもの。映画ファンは、いろいろな劇場を比べてみるのも楽しいはず。
シネマシティは音楽好き必見の、聴覚を失ったドラマーを描く『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』と三大テノールのひとりプラシド・ドミンゴのコンサートフィルム『劇場版プラシド・ドミンゴ アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭2020』、『ストップ・メイキング・センス』など、音楽ロスには音楽を、の音楽モノ攻め。
またシネマシティ独自のクリスマス企画「世界三大クリスマスムービー映画祭」として『ホーム・アローン』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『ダイ・ハード』というパンチが効きまくりの3本を映画ファンにプレゼント。とりわけ『ホーム・アローン』と『ダイ・ハード』は本当に超レアなリバイバルなので、見逃し厳禁。
そして企画と言えば、ここ3ヶ月走ってきた『ジム・ジャームッシュレトロスペクティヴ 2021』もいよいよゴール。
他にもアニメあり、アクション、SF、サスペンスあり、家族で楽しめるものありで、心浮き立つ月に。
シークレット4本のうち、2本は音楽モノ、1本は応援リバイバルの予定。こちらもお楽しみに。