石原裕次郎の「夢」。それは自分が命を懸けた映画を大きなスクリーンで観てもらうこと。この幻とも言われた渾身の作品『黒部の太陽』が石原プロモーション創立50年を記念してノーカット完全版上映でスクリーンに今、甦ります。
映画『黒部の太陽』は
三船敏郎×石原裕次郎という日本映画界を代表する二大スターが共演だけでなく製作にも携わり、構想四年そして当時日本映画史上、最高の製作費といわれた3億8千9百万円(現在に換算するとその額は13億2千万円を超える)を投じて製作され、世紀の難工事といわれた黒部ダム建設の苦闘と重厚な人間ドラマを丹念に描いた超大作です。
1968年の公開当時730万人もの観客動員数を記録しました本作もその後は、「このような映画は大スクリーンで観てほしい」という石原裕次郎の意志を引き継ぎ上映はわずかな機会に限られ、“幻の名作”と囁かれていました。その“幻の名作”がシネマシティの大スクリーンに初めて登場します!
『黒部の太陽』は、映画の冒頭に“敗戦後の焼け跡から、国土を復興し文明を築いていく日本人たちの勇気の記録”と謳われている。この復興の力強さを、現代の世に再びつなげるため、そしてそれが人々の勇気となるために、(株)石原プロモーションから提供を受けるものです。
『黒部の太陽 ノーカット完全版(35ミリフィルム上映)』
出演:三船敏郎、石原裕次郎
原作:木本正次
監督:熊井 啓
配給:石原プロモーション
35ミリフィルム/195分(途中休憩あり)
上映期間■7月20日(土)〜8月2日(金)
※7月27日(土)〜8月2日(金)の上映時間
(1回目)10:00〜 (2回目)17:00〜 ★所要時間は途中休憩(約20分)をはさんで、約3時間45分です。
ご入場料金■ 一般¥1,800、大高生・専門学校生¥1,500
シニア(60才以上)・中学生以下¥1,000
シネマシティズン会員¥1,200(平日は男女会員とも¥1,000)
©1968 石原プロモーション