2020年2月の【極音】【極爆】ラインナップ

　2月も「これって動画配信サービスのトップページ？」というラインナップで攻め攻め。

　まずは既報の「チョウ・ユンファ祭」から2本。
　銃撃シーンのあり方に決定的影響を与えた映画史に輝く傑作ノワール『男たちの挽歌』、そして香港の天才監督、ジョニー・トーがまさかのミュージカルを撮った『香港、華麗なるオフィス・ライフ』を【極音】で。

　【第2金曜極音ナイト】は超絶美少年が「独裁者」へと変貌するミステリー『シークレット・オブ・モンスター』。
　不穏で、心かき乱す弦楽曲の妖しき美しさよ。
　重要作につき3日間に拡大。

　そしてもうアカデミー賞はこれでよくない？『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』！
　暗くて小難しい映画はヨーロッパの映画祭におまかせ[ハート]
　アメリカのアカデミー賞だもん、笑えて泣けて、スリルにドキドキして、いたるところがセンスの塊のディテイルにあふれてて、カッコいい音楽がバンバン流れて、イケおじスターと激カワ女優が出てて、思わず声が出る驚愕のラスト――ってもう、エンタメ映画に大事なことが全部入ってるから！
　決まったも同然でしょ、ってことで、2/9(日)の受賞発表の後すぐに凱旋リバイバル。
　10分長い「エクステンデッド・カット版」にて。いい音鳴らします。

　そして今年『フォードvsフェラーリ』に並ぶ「漢(おとこ)映画」の傑作といったらこれよ、『1917 命をかけた伝令』。
　『地獄の黙示録』×『プライベート・ライアン』の戦場を駆け抜ける「走れメロス」。
　「全編ワンカット風」映像で、なんか既視感あるなと思ったら、これFPSゲーム実況動画だよ！
　PlayStation8くらいになったら実現するかもの超リアル「バトルフィールド1」。
　ムダをそぎ落としまくったソリッドな新感覚。爆発といえば【極爆】で。

　そしてミュージカルファンの皆様、最高に楽しくて美しい『キャッツ』の後は、これ『スウィング・キッズ』。
　映画ファンの涙をしぼり、日本でもリメイクされた優れた音楽映画『サニー永遠の仲間たち』の監督最新作。今度は捕虜収容所でのタップダンス。
　とにかく下の方に貼ってある予告編を観てほしい。ヤバいでしょ、この弾ける躍動感！
　<EXO>のD.O.主演なんで、K-POPファンも必見。

　そしてまたも「聖地化」をめざすぞ『劇場版 SHIROBAKO』。なにしろおなじみ水島努監督作品だもの。
　ということで制作陣に音響調整立ち会いも申請中。気合い入ってます。
　パンフレットもえいやと2000部注文してみた。そんなに入荷されないと思うけど、私たちは諦めない！

　そして最後はこちらも既報の「カーペンター【極音】」。から『スターマン／愛・宇宙はるかに』。
　すでに話題騒然、傑作多数のジョン・カーペンター監督フィルモグラフィの中から80年代宇宙人モノ3作をチョイス。3月に続きます。
　宇宙人とは果たして、いいヤツなのか、そうじゃないのか。この3本を観て確かめて欲しい。まずはいいヤツ編から。
　80年代って最高の映画いっぱいあるなー。

　2月も休んでるヒマないぜ。

概要■上記の作品をそれぞれの内容、上映劇場に合わせて最適な音響に専門家や制作スタッフに依頼して調整して上映
チケット■通常スケジュールでWeb予約＆窓口販売開始

有料会員シネマシティズン入会のおすすめ

　会費■6ヶ月600円／1年1,000円
　特典■
　〇入場料が平日1,000円／土日祝1,300円に。
　　(土日祝もレイト割対象回は1,000円／60歳以上は土日祝も1,000円)
　＊特別興行をのぞく
　〇1日先行Web予約＆窓口販売
　〇フード＆ドリンクセットの割引

　さらに、24歳以下／60歳以上は6ヶ月会費が100円。
　人生にもっと映画を。

　入会はWeb予約の際に「シネマシティズン料金で予約」にチェック。
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