「そこで今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」
ビートたけし演じる教師の、衝撃的なこのセリフを誰もがマネした、あの頃。
20世紀最後の年末に公開された巨匠、深作欣二監督自身が中学生だった戦時下での恨みを叩きつけた、世紀末にふさわしい過激作。
良識的な大人たちはもちろん、流行モノを見下しがちな映画ファンや評論家はこぞってこの作品を叩いたが、むしろそれが逆宣伝になって大ヒット。
あれから20年。今作が嚆矢となった、いわゆる「デス・ゲーム系映画」は今なお世界中で作り続けられている。
当時中学生を演じた少年少女の中には、いまや中堅俳優として確固たる地位を築いた方たちも多い。その若き日を懐かしむのも、また面白い。
1作目公開20周年を記念して3本とも、今や貴重な35mmフィルム上映で。
第1作目には、偉大なる深作欣二監督に敬意を表して、シネマ・ツー/aスタジオを献上させていただく。
日時■
『I』2020年12月26日(土) – 2021年1月1日(金)
『II]』2021年1月2日(土) – 1月8日(金)
『特別編』2021年1月9日(土) – 1月15日(金)
会場■
『I』シネマ・ツー/aスタジオ
『II』『特別編』シネマ・ツー/cスタジオ
料金■通常料金 ※各種割引適用
チケット■通常スケジュールでWeb予約/ツー窓口販売