シネマシティの11月は、音楽がよく響く。
ハイスペックな音響設備を存分に活かせる音楽モノが毎週あるのに注目。
ほかにも待望の『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』に始まり、悪役から一転、ヒーロー化した『プレデター バッドランド』、フランス映画のリメイクという山田洋次監督としては珍しいパターンの『TOKYOタクシー』、細田守監督が中世ファンタジーに挑む『果てしなきスカーレット』、飛ぶ鳥を落とす勢いのMrs. GREEN APPLEのLIVEとドキュメンタリー2本同時公開『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE FJORD(フィヨルド) ON SCREEN』『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM THE ORIGIN』などなど、注目作目白押し。
シネマシティと、映画館音響の歴史を変えた『劇場版ガールズ&パンツァー』の10周年リヴァイヴァルもアツい。
キャラデザや演出に80年代日本アニメの匂いを感じさせるエモさと、確かなストーリーテリングで、中国アニメの印象をグッと上げた傑作『羅小黒戦記』、待望の続編『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』。
みんな大好き「弟子と師匠」モノのファンタジーバトル、すでにご覧になった方からの評判も上々。
指令により師匠と離れることになったシャオヘイが、新しい仲間、クールな姉弟子のルーイエとともに新たな冒険と闘いに身を投じていく。
今回も吹替版はおなじみ岩浪音響監督師匠の仕事。
弟子であるシネマシティのチーフプロジェクショニスト雨宮が指導を受けて極上の音に仕上げてくれるはず。乞うご期待。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3535
イ…イケ…メン!?
シュワルツェネッガーとバトったときは、地獄のミサワみたいに顔のパーツが真ん中に集まってあんなにキモかったのに、今回は主人公ということでキモさは残しつつも、しゅっとしてイケメン化。キモカッコいい。これは期待。
宇宙のハンターであるはずのプレデターのデクが、掟を破って流刑の地「バッドランド」に追放。
なんと狩られる側に回って生き残りをかけて闘う。
「ディズニー+」配信作品『プレデター:ザ・プレイ』が絶賛されたのを受けて、その監督ダン・トラクテンバーグが新たに挑む『プレデター:バッドランド』。これは楽しみ。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3544
この、殺しの容赦なさッ!!
『KILL 超覚醒』【R15+】日本やハリウッドじゃ腰がひけてしまう「イキきった感」が、韓国やインドアクションの魅力。
観た人の話だと【R15+】ギリギリかややアウトの勢いとのこと。
インド映画といっても歌いも踊りもしない、ガチガチのアクション。
電車が走り出せば、映画は面白くなる。
インドアカデミー賞5部門受賞。笑ったのは「悪役賞」受賞。なんだそれ、最高か。
ハリウッドリメイクも決まっているとかで、これは応援のためにシネマシティでは【極音】で加速。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3574
ストレートな大人の恋愛映画って、最近では珍しい気がする。
しかも『花束みたいな恋をした』『片思い世界』の土井裕泰監督作品とあれば、期待がふくらむ。
脚本も、こないだシネマシティでもリヴァイヴァルしてスマッシュヒットした『リンダ リンダ リンダ』『ある男』そして上映中の『愚か者の身分』を手掛けた向井康介。腕利きである。
星野源の、澄み切った声のバラードが、子どもの頃のようにはいかない恋の切なさをきらめかせる。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3545
「ザ・ボス」の愛称で知られる、アメリカのカリスマロックミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンの苦悩と栄光を描く『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』。
大成功したサードアルバム「明日なき暴走 BORN TO RUN」から7年。
プレッシャーと過去に苦悩しながらも、新たに歩み出すブルースを描く音楽伝記もの。
シネマシティでは、イギリスで暮すパキスタン人移民の少年が、ブルース・スプリングティーンの音楽に出逢って人生が変わる青春音楽映画の傑作『カセットテープ・ダイアリーズ』も上映するので、ぜひ併せてご覧いただきたい。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3578
木村拓哉×山田洋次の『武士の一分』を観た時、木村拓哉の、そのあまりの美々しさに息を飲んだ。
日本映画の良心、山田洋次監督の腕にかかれば、役者の魅力をここまで引き出せるものか、と。
そのふたりが、また組むと聞いただけで心躍る。
しかもフランスのヒット映画『パリタクシー』を東京に置き換えたリメイクというのが山田洋次監督には珍しい。
オリジナルはパリの街の美貌が見物だったが、山田洋次監督ならきっと「なんだ東京も悪くないな」と思わせてくれるに違いない。
今からわくわくする。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3484
日本アニメ映画を支えるひとり、細田守監督の最新作は、監督初となる中世風ファンタジー『果てしなきスカーレット』。
ただストレートなハイファンタジーではなく、その世界に現代の日本人青年が入り込む。
王である父を叔父に殺され、復讐を誓った姫スカーレットの物語と、青年の物語が交錯する。
キャラクターデザインに、前作『竜とそばかすの姫』のベルを担当した、『アナと雪の女王』のジン・キムを再起用。ユニークで魅力的なスカーレットを生み出した。
予告編からも伝わる、壮大なスケールとリッチな映像。またも大ヒット作となるか。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3502
子どもたちが主人公の、子どもたちは絶対に観てはいけない【R18+】ホラー『ウェポンズ』。
本国アメリカでは18禁にも関わらず初登場1位のスマッシュヒット。
かつ、かなりの高評価ときたもんだ。
静かな郊外の街で、ある深夜、17人もの子どもたちが姿を消す。
共通点は、子どもたちは皆、同じ学校の生徒であること。
なぜ同じ時間に彼らは姿を消したのか。疑いを掛けられた担任教師はその謎を解明しようと奔走するが、これを機に街では不可解な事件が頻発し、街全体が狂気をはらんでいく…。
予告からも伝わる、映像のカッコよさ。これはイケてそう。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3591

