5月はG.W.の話題作に始まって、明けてからのちょっととんがった作品にも注目。
音楽のライブビューイングもたくさんあり、音響のシネマシティの力を発揮できる機会もうれしい(チケットは基本外部販売なのでご注意を)。
もう、アメコミヒーローものは食傷気味…という映画ファンもちょっと待っていただきたい。
すでに日本最速試写でご覧になった方々の感想が漏れ聞こえるが、今回は傑作の評判多し。
正統派ヒーローではなく、これまでの主人公たちと敵対したり邪魔したりしてきたメンツがそろった言わばMCU版『スーサイド・スクワッド』が今作『サンダーボルツ*』。
「A24」風おしゃ予告編を作ったり、プロモーションから攻めていた本作。もちろんシネマシティでは【極爆】でスタート。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3410
あのベルリン国際映画祭金熊賞、米アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『千と千尋の神隠し』の、越えることは不可能と思われた316億円という興収記録を遥かにしのぐ、404億円というとてつもない記録を樹立した『鬼滅の刃 無限列車編』が、4Kアップコンバートで美麗映像になって帰ってくる。
期間限定上映とはいっても5週間あるので、夏の新作『鬼滅の刃 無限城編 第一章』の前にテンション上げに来て下さい。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3422
放送50周年を記念して、シネマ・ツー1Fロビーでの展示、《月イチ アニオール》でのオールナイト全話上映などでシネマシティで盛り上げている「ガンバの冒険」。
このアニメ史に輝く傑作TVシリーズを劇場用に再編集したのが『冒険者たち ガンバと7匹のなかま』。
狂暴なイタチに支配された島を救うために、7匹のネズミたちが立ち上がり冒険に出る感動作。
なんと超貴重な35mmフィルム上映で、当時の感動を蘇らせます。
さらに5月11日(日)14:00回は、今作をこよなく愛する山口勝平さん、藤津亮太(アニメ評論家)さんによるトークショーつきで上映。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3423
差入店?
聞き慣れない言葉に、いったい何かと思ったら、刑務所や拘置所への差し入れを代行するという仕事が実際にあるらしい。
『金子差入店』は、この題材が非常にユニークだ。社会の底に埋もれてしまっている存在に向ける眼差しは、是枝裕和監督作品も想起させる。
そしてさらに、映画オリジナル脚本ということで一気に応援したくなった。今どき映画オリジナルは貴重な存在。
息子の幼なじみの少女の殺人事件をきっかけに、人生に大きな転機を迎えることになる差入店の店主をめぐる、感動のヒューマンサスペンス。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3425
カンヌ国際映画祭脚本賞受賞を始め、ゴールデン・グローブ賞や米アカデミー賞でも作品賞にノミネートされていると聞いて、ホラー映画なのに主要映画賞に取り上げられているということは、この『サブスタンス』、さぞかしアートアートした作品なんだろうなぁ…と思って観たらやりすぎた「世にも奇妙な物語」だった(笑)。
かつてのスター、今は年齢を重ねて落ち目の女優が、美に執着してヤバい薬に手を出す。
シンプルなルールの上で、ふたたび若さを手に入れるも、やがてそれが守れなくなり…。
という何十回も聞いたことのあるようなストーリーだが、それでも今作がこれほどまでに高く評価されているのは、アクセルの踏み込み方が尋常じゃないからだ。
ホラージャンルにもかかわらず、本作は2時間20分もの尺がある。ふつうこれは欠点にしかならないのだが、本作は2時間で通常の物語としては終わったところから、フルスロットルをかまして残り20分とんでもない暴走をぶちかます。
なるほど、これが世界を魅了した(爆笑させた)のか、と納得。
数々の名作映画へのオマージュがたっぷり盛り込まれ、特にスタンリー・キューブリック監督作品へのそれがスゴいので、コアな映画ファンはより楽しめます。
面白すぎるので、シネマシティとしては【極音】にして応援。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3432
もうポスターとか場面写真みただけで、センス最高かよと。
『サスカッチ・サンセット』即上映決定。
見た目では一切わからない、監督としても才能を発揮するジェシー・アイゼンバーグと、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のケイパブルことメチャカワのライリー・キーオの清々しいまでの意味が薄い起用が素晴らしすぎる。
サスカッチとは未確認動物UMA。土地によって雪男、イエティ、ビッグフットなどとも呼ばれる今も生存しているかも知れない謎の類人猿のこと。
このサスカッチ一家の仲間を探す旅を、ネイチャードキュメンタリー風に撮った本作。
ふざけた映画というには、あまりにも美しすぎる映像。楽しみすぎる。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3404
「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる荒木飛呂彦先生の「ジョジョ」登場キャラクターによるスピンアウト作品「岸辺露伴」シリーズ実写映画化第2弾『岸辺露伴は動かない 懺悔室』、今度はシネマシティでも!
上映させてもらえてうれしいのと、「LUPIN the Third -峰不二子という女」や「機動戦士ガンダム サンダーボルト」でアニメファンには知られる、日本が誇る才能、菊地成孔が音楽ということで【極音】で。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3392
『カランコエの花』『少女は卒業しない』の中川駿監督の新作なら、注目せざるを得ない。
高校生の時だけに持ちうるような、微風にも揺れ動く、もろく繊細な感情をとても上手く捉えることができる監督。
本作『か「」く「」し「」ご「」と「』原作は、アニメにも実写にもなった「きみの膵臓をたべたい」の住野よるの青春小説。
作品ページはこちら https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/3428
ほかにも面白そうな映画たくさん。
末のシークレット2本には強力なアニメをご用意。発表までしばらくお待ちを。