12/14(土)公開のソフィア・コッポラ監督最新作、エマ・ワトソン主演の『ブリングリング』上映を記念して、ソフィア・コッポラ監督の過去作3本を特別上映します。
90年代にファッションデザイナーとして「MILKFED.」を立ち上げ、処女作『ヴァージン・スーサイズ』を大ヒットさせることでガーリーカルチャーブームを牽引したソフィア・コッポラも、その後も独特の音楽と映像、ストーリーテリングで世界を魅了し続け、いまや大物。
そんな彼女の創り上げてきたものを振り返ることが出来る貴重な機会です。
いずれの作品にも共通するのは、少女のピュアさゆえの、かわいさ/かなしさ。
ほんの少し色づいた感情の上澄みをすくい取るような、センシティヴな「世界」へ。
◆◆◆上映スケジュール◆◆◆
『ロスト・イン・トランスレーション』
12/7(土)8(日)9(月)/17(火)18(水)
『マリー・アントワネット』
12/10(火)11(水)/15(日)16(月)
『SOMEWHERE』
12/12(木)13(金)14(土)/19(火)20(水)
【3作品とも35ミリプリント上映です】※1日1回、夕方以降に上映。時間は日付を指定してご確認ください。
◆◆◆料金◆◆◆
一般:1,500円
高・大生:1,300円
シニア:1,000円
中学生以下:1,000円
シネマシティズン:1,000円
※レイトショー上映がある場合割引適用
◆◆◆作品紹介◆◆◆
『ロスト・イン・トランスレーション』
2004年公開/アカデミー賞脚本賞
ゴールデングローブ賞作品賞・主演男優賞
=CAST=
ビル・マーレイ/スカーレット・ヨハンソン
=STORY=
アメリカから来日したベテラン俳優と、写真家の夫につきそって来日した若妻が東京で出会う。ふたりは互いに心を通わせていく中で、次第に孤独感や疎外感を癒やしていく。
『マリー・アントワネット』
2007年公開/アカデミー賞衣装デザイン賞
=CAST=
キルスティン・ダンスト/マリアンヌ・フェイスフル
=STORY=
フランス王妃マリー・アントワネットを、ひとりの女性として描く。音楽は80年代UKロックが流れ、セットや衣装はキュートなマカロンカラーに染められたスタイリッシュな作品。
『SOMEWHERE』
2011年公開/ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞
=CAST=
スティーブン・ドーフ/エル・ファニング
=STORY=
すさんだセレブ生活を送るハリウッド映画スターの父と、その娘との気まぐれで楽しく、でもどこか寂しいような、かけがえのない日々を描く。この繊細さこそ、ソフィアの真骨頂。