2017年4月1日までにすべてリニューアルデビューします。
説明責任もあると思いますので導入音響機器の詳細を記しますが、よほど音響に興味がある方以外はどうぞ忘れてしまってください。
覚えておいていただきたいことは、音の力によってもっと作品世界に入り込めるようになる、ということだけです。
あくまでもより良い音を目指す最大の目的は、感情や物語をさらに深いところまで届けることです。
映像と音が完全に一致して、映像を観ている、音を聴いていることを忘れて没入してしまうこと。
機器はそのための道具なのです。音響調整はそのための技法なのです。それ自体が目的になっては本末転倒です。
音楽ファン、映画ファンに極上の体験を届けるため、シネマシティはさらなる高みへの飛翔を続けていきます。
サブウーファー meyer sound “1100-LFC”1台増設。2台の今よりも1.5倍の震動…というよりも、ラインアレイ導入後、【極音】【極爆】ではピークに達することも多かったサブウーファーに余裕を持たせ、音質の向上を図る。
aスタで使用していたフロントLCRのmeyer sound”MTS-4A”と、サラウンドの”UPJ-1P”を移設。内部ユニットは新品に換装。このことで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』開始前のaスタと同じ状態に。
劇場のサイズに対し、音量に余裕が生まれるので、より高い音質を目指せる。
濃いシネマシティファン、音楽ファンの皆様からはここがベストと言われることも多いcスタは、さらなる高みを目指すためにスピーカーをすべて最新上位機種に入替え。
フロントLCRにmeyer sound”UPQ-1P”と”900-LFC”の組み合わせ、サラウンドに”HMS-10″、サブウーファーをaスタと同様の”1100-LFC”1台という構成に。
設備は現状維持。ただし”sim”(meyer soundの音響測定システム)を使用して徹底的なベースの音響再調整を行い、音を引き締める。
入れ替えたcスタ設備をそのまま移設。LRにmeyer sound “CQ-2″、Centerに”CQ-1″。サブウーファーは1台増設して”650-P”を2台に。サラウンドは現状で元cスタと同じ”UPM-1P”だが、内部ユニットを新品に換装。
あの「cスタサウンド」は場所を変えて生き続ける。
かつてはTHXシアターだったgは、スピーカーに meyer sound でなくJBLを使用。ただし今回、広いレンジの再現のためサラウンドスピーカーをカスタムメイドして新設。
ダビングステージ(映画の音を作るスタジオ)同等、もしくはそれを超えるサウンドを目指し、実際にスタジオを作っているスタッフが集結。「正しい音場」を作ることを最重要視し、音響測定の結果、数値目標を達成。
※この改善のため、現在上映中の【極音】【極爆】作品は再調整を行います。
※bスタの改修はマンガで紹介もしています。
https://ccnews.cinemacity.co.jp/ccnews/b_studio_ver_up_201703/