8月も いろいろアツすぎ シネマシティ。
まず注目していただきたいのは、大した理由もなく隙ありということで熱狂的ファン多数の『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』をついに【極爆】リヴァイヴァル。ダルい気分をスカッとしてくれる1本。
と、その前に始まる、映画ファンにとっては今夏最重要作品かもしれない『インサイド・ヘッド2』。
なにしろ1作目が、もうあまりの発想のすさまじさに言葉を失うほどの大傑作だったために、続編は心配しかなかったのだが、なんとアメリカ本国ではピクサー史上最大ヒット!
ヒットというだけでなく、このRotten Tomatoesでの超高評価。こんなことある?
その大絶賛特大ヒットを受けて、日本では異例の7月31日(水)から前夜祭として公開。これは楽しみ。
かつてキアヌ・リーブスをスターダムに押し上げた傑作アクション『スピード』で勢いづいたヤン・デ・ボン監督が続けて放った竜巻映画『ツイスター』の続編、『ツイスターズ』が28年ぶりに帰ってきた! 続編といってもストーリーは独立で、リブートでもないとのこと。
96年版もかなりすごかったけど、あれから映像の進化は目覚ましいものがあるから楽しみ。もちろん迫力マシマシの【極爆】で。
デイヴィッド・リンチ監督ファンの皆さま、お待たせしました。
『デューン/砂の惑星 4Kリマスター版』、そりゃ総合点は圧倒的にドゥニ・ヴィルヌーヴ版が上かもしれない。だが、圧倒的美貌とか、圧倒的正確の良さだけで人を愛すのが人間だろうか、と問いたい。
このリンチ版には、ここでしか得られない快楽がある。公開から40年を経てもなお、心奪われるのはその独特なヴィジュアル。
リンチならではの、奇怪で不穏な世界の魅惑。ストーリーはドゥニ版で補え!
ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラント共演の『フォールガイ』にも期待。
自身もスタントマンとして活躍し、チャド・スタエルスキ監督とともに『ジョン・ウィック』シリーズを作り上げたデイヴィッド・リーチ監督作品。
監督としても『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』『ワイルド・スピード スーパーコンボ』などかなりの面白作品多数の実力派。これは観たい。
音楽のために生まれた映画館として推しておきたいのは、世界のベビメタちゃんの2023-2024のワールドツアー最終となる沖縄公演を収録したLIVE映像『BABYMETAL LEGEND – 43 THE MOVIE』。
ベテラン音響家による綿密な音響調整による、他の追随を許さないレベルの【極音】の圧倒的音楽体験、ご期待あれ。
もちろんアニメも充実。
いよいよ最終幕となる『コードギアス 奪還のロゼ』から始まり、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』、G.W.から夏休みに引っ越してきた『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』、そして前編『Re:』から待ちきれない後編『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』は引き続き【極音】で。
アニメ映画史に残る特大ヒットとなった『THE FIRST SLAM DUNK』は異例の短期間での復活。好評いただいた【極音】でもちろん。
そして8月も終わりも終わりからのスタートながら、期待値が高まりまくっているのが天才山田尚子監督の新作『きみの色』。
高校生のバンドものということで、シネマシティとの相性はばっちりの予定なので、ご期待ください。
同じく終わりに始まるのは最近増えてきたテレビ放送前の先行上映となる『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season「劇場型悪意」』。映画館の新しい使われ方として定着するのか?
そして今月の《月イチ アニオール》は劇場版公開10周年を記念して「モーレツ宇宙海賊」2クール分全26話を2週に分けて上映。
さらに通常営業時間帯に『モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-』も【極音】で1週間上映。初日17日(土)12:00回には佐藤竜雄監督、小松未可子さんが登壇予定というスペシャル。
他にも紹介しきれない作品多数。
お楽しみに。