2024年も、映画ファン、音楽ファンのためのシネコンとして、新作はもちろん、次々に楽しんでいただける独自企画も機関銃のように連発して参ります。
まず年明け早々、祝砲代わりに久々の続編『エクスペンダブルズ ニューブラッド』を【極爆】で。
今回はスタローンとジェイソン・ステイサムのW主演という形になり、なぜかラッパーの50セントが新規参戦。『マッハ!!!!!!!!』のトニー・ジャーも出るぞ。
翌週にはアメリカ、イギリスでも大ヒットして話題騒然の『ゴジラ-1.0』を、かなりこだわって色調調整したというモノクロ版『ゴジラ-1.0/C』(読み方:ゴジラ マイナスワン/マイナスカラー)を【極爆】で。予告編だけで震える、ぐっと格調高くなってクラシック名画の風格すら感じる素晴らしい出来。
2024年2月29日発売予定のゲーム「FINAL FANTASY VII REBIRTH」リリースを記念して、ゲームの物語の続きが語られる『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』の4Kリマスター版の上映が決定。
シネマシティのハイクオリティ環境でクラウドやティファと逢える興奮。
2005年にDVDが発売され、2021年に4Kリマスターされて配信/ソフトリリースされていた本作がついに劇場公開。もちろん、期待に応えて【極音】で贈ります。
また「音楽のために生まれた映画館」シネマシティの本領を発揮する、ライブフィルム『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏 @NIPPON BUDOUKAN 2023』にも期待。
武道館ライブを捉えたいわゆるライブフィルムではあるが、それだけでなく物語仕立てにもなっているというこだわりの映像。
そして映画好きは必見、『女王陛下のお気に入り』などで知られる賞レース常連の鬼才ヨルゴス・ランティモス監督がヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞した『哀れなるものたち』【R18+】。
自ら命を絶った女性が天才外科医の手で胎児の脳を移植されて復活。
美女の身体を持ちながら純粋無垢な精神のベラの成長を追う、強烈な問題作。
もう1本は、ようやく日本で日の目をみることになったウディ・アレン監督最新作『サン・セバスチャンへようこそ』(原題:Rifkin’s Festival)を上映させてもらえることが心から嬉しい。
この名撮影監督ヴィットリオ・ストラーロの美しい映像よ。
できるだけ多くの映画ファンに観ていただきたい1本。
時にとんでもない過激なホームランを撃ち放つ韓国から『新 感染 ファイナル・エクスプレス』『パラサイト 半地下の家族』を彷彿とさせるヤバい雰囲気を持つ作品が『コンクリート・ユートピア』。
イ・ビョンホン、パク・ソジュンという豪華スター共演。とにかく予告編をご覧いただきたい。
《午前十時の映画祭13》からジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ出演のラッセ・ハルストレム監督作品『ショコラ』と、料理映画の金字塔『バベットの晩餐会』が上映されるのも見逃したくない。
両作とも田舎の閉塞的な空間に新しい風をもたらす女性菓子職人/料理人の物語。
夢のように美味しそうなのに加え、一粒の涙を禁じ得ない、新しい年のスタートを飾るのにふさわしい優れた作品。
もちろんアニメファンにも作品たっぷり。
G.W.の新作の前に復習しておきたいTV版怪盗キッド登場回のセレクション『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』に始まり、メディアミックス企画「エスタブライフ」シリーズの劇場版『BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇』、2016-2017年に3本公開された『傷物語』シリーズ総集編『傷物語 こよみヴァンプ』、そしてトリは20年を越えて甦る『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』、今回はシネマシティでも同発スタート。
新作群に加えて、シネマシティ独自企画もたっぷり。
まずはすでに上映中の「ゆく年くる年アニメ【極音】」にプラスして《月イチ アニオール》で上映して好評をいただいた「響け! ユーフォニアム」TV版1期&2期全話【極音】を週替り分割上映。4月から始まる3期に備えて、まだシリーズ未見の方もぜひ。
そしてひさしぶりの「レジェンドアニメ4K【極音】」の第4弾として『スペースアドベンチャーコブラ』が決定。
ついでに大好評いただいて再上映のリクエストの声が多かった『ルパン三世 カリオストロの城』4K/7.1ch版もリヴァイヴァル。同時上映で『ルパンは今も燃えているか?』も。
すべては紹介しきれないけれど、2024年も次から次に観たいものいっぱい。