竹中直人監督の新境地『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』2月2日(土)公開

2013年1月9日
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仕事、残業、ストレス…。日常に疲れたすべての女性にこの映画を捧げたい。
誰でも人にはいえない愉しみを持っていて、そのささやかな時間の中で、自分を慰めいたわり、日々をなんとか健気に生きている…たまたま、彼女の場合は、それが自縛だった。
これは、ちょっと風変わりな趣味をもつ、けれどもごく普通の女の子のナイーブな本音が綴られる、日常的でチャーミングな物語なのです。


蛭田亜紗子による「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞作を何と竹中直人監督が映画化。「自縄自縛」という異色の題材にも関わらず、細やかでみずみずしいフェミニンな資質を開花させました。

新ミューズに抜擢されたのは女優として同性からの熱い支持を集める平田薫。ひとつ間違えば強烈な色がついてしまいかねないこの役柄を持ち前の透明感でさらりと表現する姿が共感を招きます。そんな彼女を安藤政信、綾部祐二(ピース)、津田寛治という男性キャストがファンをも瞠目させる強烈な演技で迎え撃ちます。主題歌はLOVE PSYCHEDELICO。胸に沁み入るサウンドが、作品の世界観を見事に包み込み、あたたかな余韻を残します。

 


『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』とは…

〈自縛、自分で自分の身体を縛ること〉
OLの百合亜は、奴隷のようなサービス残業、部下からのいじめ、など蓄積されるばかりのストレスを解放する手段として、自縛を密かな趣味としてあたためてきた。ブログ経由で知り合った「運命のひと」との出逢いから、次第に大胆な冒険を重ねてゆく…。もう止める気はさらさらありません。

『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』公式HP http://www.r18-jijojibaku.com/

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