10/1(土)aスタジオ、音響調整卓を新調。さらに“美貌の音色”へ。

2016年10月1日

 シネマシティの歴史を変えた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が終幕し、『ガールズ&パンツァー劇場版』があの『タイタニック』を破りシネマシティ史上最長上映記録を打ち立てた特別な日、シネマ・ツー/aスタジオの音響調整卓を新しいものへ。

 課題を克服するため導入した音響調整卓により、雑味が取れ、中高域が澄んで豊かになり、空間がより微細に描かれるように変化。

 例えるならばそれは、雨が空を洗った夜の冬の星座。両手ですくえるほど幼い仔猫のまなざし。
 あえて名付けるならば、“美貌の音色”。
 しかも凶暴さを減ずることなく。

 よって、『ガールズ&パンツァー劇場版』『シン・ゴジラ』『君の名は。』再調整。
 カンテレの音はきらめきを増し、交わされる言葉の応酬はリアリティを増し、三葉と瀧の声の艶やかさに胸が締めつけられる。
 
 立ち止まらないこと。
 映画館はもっと面白くなれる。