9月も『ムーラン』の上映が中止になるなど不安定な状況が続いていますので、全部出しで。
まずはトラボルタが、完全なヤバオタ、狂気の映画俳優ストーカーとして怪演するスリラー『ファナティック ハリウッドの狂信者』から幕開け。
これストーカー相手が美人女優じゃなくて、アクションマッチョ俳優ってのが根が深いぜ。
同日に90年代の半ばのアメリカの少年たちを描く、ジョナ・ヒル(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ジャンゴ 繋がれざる者』出演)の初監督作品『mid90’s/ミッドナインティーズ』、そしてcoccoが主題歌を歌う『宇宙でいちばんあかるい屋根』、キスのキスによるキスのための映画『キスカム!COME ON, KISS ME AGAIN!』が続く。
翌日には大人気『はたらく細胞!! 最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』がスタート。からの「シネマシティ ボン踊り2020」作品、世界中で愛される、サイテー映画の頂点『プラン9・フロム・アウタースペース』を【極音】で。
翌週は、既報の制作者による直接音響調整による、音楽が禁じられた世界でロックを発見する若者を描く『サラバ静寂』【極音】を1週間、おなじみシネマシティの「遅れ京アニ」、劇場版新作公開の応援として『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』を【極音】で。
初めての秋登場『クレヨンしんちゃん ラクガキングダム』に『百円の恋』で日本映画界を揺さぶった脚本家がついに監督を務める『喜劇 愛妻物語』、都内で満席を連発、世界の映画祭で数々の賞を受賞した、少女時代の痛みを描いた傑作韓国映画『はちどり』を上映させてもらえる幸福。
そして翌日にはこのタイミングでみんな観たかった『キングスマン』1本目を、相変わらずのキレッキレの【極爆】でビシッと叩きつけます。
第3週目は全世界待望のクリストファー・ノーラン監督最新作『TENET/テネット』を、信頼のa、bスタ上映で。いろいろあって看板はついてないけれども、ちゃんと間違いないサウンドでお届けしますので、ご期待を。
好調の実写版に続けるか、アニメ版『思い、思われ、ふり、ふられ』が始まり、『はちどり』に続く、ハイクオリティ韓国映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』は『親切なクムジャさん』のイ・ヨンエの14年振りの復帰作。
同日には先頃ハリソン・フォード主演で映画化された『野性の呼び声』を書いたアメリカの小説家ジャック・ロンドンの自伝的小説の映画化『マーティン・エデン』がスタート。
いよいよ最終週は、他館から1ヶ月遅れにはなりますが『SHIROBAKO 再上映版』は、ソフト化の際に700カットくらい作り直したというヴァージョン。aスタでも上映できるといいんですが。
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公開記念京アニ3作品上映の2本目は初劇場作品の『天上人とアクト人最後の戦い』を【極音】で。
そして『キングスマン』シリーズ最新作『キングスマン ファースト・エージェント』もいろいろあって看板はありませんが、信頼のa、bスタ上映でぶちかまします。ご安心ください。
そしてトリを務めるのはシネマシティのために作られた映画と勝手に認定する『ようこそ映画音響の世界へ』でも取り上げられている『地獄の黙示録 ファイナル・カット』を、地獄の【極爆】サウンドで。
なにしろbスタに設置してあるMeyer Sound社のサブウーファー「650-P」は元々この作品のために開発されたもの。その進化形である「1100-LFC」でよりド迫力のナパーム爆発と、艶やかに響き渡る「ワルキューレの騎行」で、映画ファンのテンションをマックスまでアップします。
他の追随をまったく許さない、ハイクオリティ上映とヴァリエーションで9月も相変わらず突っ走ります。