【アメオトノオト】『鯨が消えた入り江』

立川シネマシティの映写チーフの雨宮が、個人的に音推しの作品についてコメントしていく【アメオトノオト】。

今回の【アメオトノオト】では『鯨が消えた入り江』に触れたいと思います。

『鯨が消えた入り江』の音は理屈よりも感情で受け取る音かなと思いました。

とても美しい作品だと感じていて、楽曲の旋律に楽器の音、その場の空気感や感情を直感的に受け取る事で美しさがより増していく作品だと。
今回の極音上映ではcスタジオの音響システムがノイズとならないように一つ一つの音の粒を掬っていき、物語が織りなす空気感や登場人物達の感情の機微が120%、またはそれ以上に伝わるように出来たらと思って調整してあります。

それと、冒頭から引き込まれる美しさのせいか「なんか潮と花火の香りがしたぞ」と思った瞬間がありまして、潮の香りと花火の香りを感じるのがこの映画の本来の音では?という個人的解釈があります。
なので皆様にもこの香りを感じて貰えたらいいなと思います。

音だけじゃなくて映像も綺麗に映せてるんじゃないかなと思いますので是非お試しあれ。映像も大変美しくできている映画です。
cスタジオもスチュワートに変えたいなぁ。