ほぼ復旧したように見えるも、一度鑑賞習慣が途絶えたことで消え残るコロナ禍の残響、そして昨今の人件費や光熱費等のコスト高騰という高き障壁により、現状のまま運営を続けることが非常に厳しい状況であるため、誠に勝手ながら2023年7月21日(金)より下記の通り料金を改定させていただきます。
券種 | 現行料金 | 改定料金 |
一般 | 1,900円 | 2,000円 |
シニア(70歳以上) | 1,200円 | 1,300円 |
レイト(20時以降) | 1,400円 | 1,500円 |
ファーストデイ | 1,200円 | 1,300円 |
※大・高・中・小学生、幼児、障がい者割変更なし
〇有料会員シネマシティズン会費(2023年9月1日[金]から)
1年(365日) 1,000円 → 1,200円
6ヶ月(180日) 600円 → 700円
※24歳以下/60歳以上 6ヶ月(180日)100円は変更なし
これまでであれば、ご納得いただくために、大規模な設備投資による鑑賞体験の向上を提案していたのですが、大変申し訳ありません、その余力も今は持たざる状況です。
しかし現況におきましても「シネマシティズン料金」は「固持」いたします。
それはシネマシティズンが、映画ファンと映画業界の幸福を追求した「魂の憲章」であるからです。
これが「シネマシティが考える理想の映画館」への最適解だからです。
いつかじゃなくて、今。
この日じゃなくて、いつも。
そこにあるのは「映画ファンかどうか」の軸だけであり、性別も年齢も生活パターンも問わず、観たいと思ったときに映画がいつでも、何本でも、なるべく料金がハードルになることなく観られることを願ってつくった制度です。
またスマートフォンネイティブ世代を映画館に取り戻すため、引き続き「次世代映画ファン育成計画」は継続し、
24歳以下の6ヶ月(180日)会費は100円のまま維持します。
60歳以上の6ヶ月(180日)会費も100円を維持します。
鋭敏な感性の時にこそ、高いクオリティの体験を。映画館で観る特別な喜びを。
立川にたったひとつしかない、力なき映画館であっても、それだからこそ映画カルチャーを牽引していく一端を担わんと、反り立つ岸壁にもしがみついて参ります。
多様な映画文化を守るために、これからも力を尽くします。
何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。